GAGGENAU(ガゲナウ)
こんにちはtacoです!
今回は私がオーダーキッチンにしたかった理由の一つでもあるGAGGENAUのオーブンについての記事をまとめました。
ガゲナウ。読めたかな?tacoは最初読めなかったよ。笑
この記事で分かること
- GAGGENAUとは何か
- GAGGENAUのスチームオーブンについて(Mieleとの比較も)
- スチームオーブンで作りたい料理
GAGGENAUとは
概要
1683年にドイツで創立のビルトインキッチン機器メーカー。
歴史ある会社ですね。
日本での認知度はあまり高くないかもしれませんが世界的には超有名です。
同じくビルトイン機器等で有名なBOSCHの会社 「BSH Home Appliances」の製品となっており、位置づけ的には
BOSCH=庶民向けブランド
GAGGENAU=最高級ブランド
となっています。
世界中の料理人憧れのブランドですね。
最高水準を追い求めて製品開発
創業以来、妥協することなく常に最高水準を追い求めて製品開発が行われています。
普通は
顧客ターゲット決め→売価設定→製品開発
の流れになるかと思いますが、ガゲナウの場合
製品開発(価格は度外視、とにかく良いものを)→売価設定→必要な人に買ってもらえれば良い
というなんとも割り切った考えのもと製品開発が行われているイメージです。
「良いものを作った結果この値段になったよ!さぁ皆さん、いかがですか?」
って感じです。
この考え方に惚れました。
GAGGENAUスチームオーブンについて(ミーレとの比較も)
そんなガゲナウの製品の中、私が採用したのはスチームオーブン!
※正規代理店HPから引用
製品概要
品番:BS 450 411/BS 451 411
カラー:ステンレス
価格:定価1,230,000円(税別)
庫内容量:50L
〇予熱不要
調理温度が100℃以下の場合予熱が必要ありません。
〇自動洗浄プログラム
洗浄・乾燥が自動で可能。いつまでもきれいな庫内を維持。
〇給水・排水タンク
タンクが装備されているので水道への接続の必要がなく設備のない場所でも設置可能。
その他LEDライト、硬質ガラス製のドア、ミートセンサー、TFTタッチディスプレイなど機能あり。
tacoの一押しポイント
200Vでハイパワー
業務用オーブン、そしてガゲナウは200V。
それに対して日本で普及している家庭用オーブンレンジは100Vです。なのでパワーが全然違います。
予熱に時間がかかるし焼き上がりはいまいち。
こればっかりは仕方がないですね。
どんな腕のある料理人でも家庭用オーブンと業務用オーブンとで同じように調理するのは無理と言えます。
私の働いていた厨房にも業務用オーブンがありました。
いわゆる「スチコン」ってやつです。
※ホシザキHPより引用
このタイプはまだ小さい方ですが、それでも一般家庭に設置するにはかなり大きく、そもそも水道工事やダクトの設置工事が必要でめちゃくちゃハードルが高いです。
スチコンみたいにパワーのあるオーブンが自宅にも置けたらいいのになぁ。。
そんな料理好きの夢を叶えてくれるのがガゲナウのスチームオーブンなのです!
スチームオーブンという選択
ガゲナウには他にもオーブンがあり、そちらはスチーム機能無しです。
しかし温度は300℃まで設定でき(スチームオーブンは230℃)、価格も少し安いです。
ではなぜスチームオーブンを選んだかというとスチーム機能があれば料理の幅がかなり広がるからです。
スチーム機能があることにより蒸し料理はもちろん、
- 真空調理(低温調理)
- あたため
- 解凍
- 蒸し煮
などが出来ます。
あたためも出来るから電子レンジは不要だね!
ちなみに国産の家庭用オーブンにもスチーム機能を搭載したものがありますよね?
でもあれば200Vのそれとは別物と思ってもらった方が良いです。
音で例えるなら100Vのスチームが
「しゅ~~。」
に対して200Vは
「ズぅオワァーーーー!!!!」
茶碗蒸しの調理時間でいうと業務用なら10分で出来るのに家庭用オーブンのスチームでは倍以上の時間がかかってしまいます。
設定温度は同じ100℃かもしれませんが、全くの別物です。
家庭用オーブンのどんなハイエンドの機種であっても大差はありません。
スッキリとした庫内
どれだけ上手に調理出来てもすぐに汚くなったり、日々のお手入れが大変だと嫌ですよね?
その点このガゲナウスチームオーブンはステンレス張りの庫内に取り外し可能なラックをそなえています。
さらに自動洗浄機能もついており、いつも庫内をピカピカに保つことが出来るのは嬉しいポイントです。
取り外しできない部品があったり庫内がザラザラしていると本当に掃除がやりにくいです。
魚を焼いた後なんて最悪じゃないですか?翌日になってもなんか臭い。。
そんな悩みを解決してくれるのがガゲナウなのです。
かっこいい
カッコよさは大事です!
一切の無駄を省いたシンプルかつ剛健な造り。
そしてタッチするだけで滑らかに扉が開く様はもう100点満点です。
ガゲナウ見ながら、それを肴に酒が飲めるカッコよさ
我が家はLDKに入った瞬間に目に飛び込んでくるものがこのオーブンになります。
さらにキッチンのワークトップはステンレスバイブレーションの仕様なので相性ばっちり!
実際に家が完成したら写真貼りますね。
ミーレとの比較
正直迷いました。
日本で有名なミーレにも魅力的なモデルがあります。
※公式HPより引用
DGC7840というシリーズで、新発売のカラー、グラファイトグレーはとてもカッコいいです。
ガゲナウと比べた良い点、悪い点は以下の通り。
良い点
- 20万くらい安い
- レシピ集・調理モードが充実
悪い点
- 庫内に外せない部品があり掃除がやりにくい
- 上から開くので食材の出し入れがやりにくい
良い点に関して
私は元料理人ですのでレシピ集やそれに合わせた自動調理モードは不要でした。むしろ自分で考えて温度調整・時間調整したい派です。
そういった直感的な操作はガゲナウに分があり、私にとってはメリットになりませんでした。
悪い点に関してはミーレが上から開くのに対してガゲナウは横開き(左右モデルあり)。
我が家は設計上少し高い位置にオーブンを設置せざるをえませんでした。
なので横開きの方が食材の出し入れがしやすく使い勝手が良いと判断しました。
tacoのお嫁さんは小さいから、重くて熱いもの取り出したときに怪我しちゃう恐れもあったしね。
20万の違いは正直かなり大きいですが、以上の理由で私はガゲナウに決めました。
ガゲナウスチームオーブンで作りたい料理
ガゲナウで作りたい料理をいくつか紹介!
ローストビーフ
☆写真は以前tacoが一般家庭用のオーブンレンジで作ったローストビーフ
あたりまえですが家庭用レンジでもローストビーフは作れます。しかし、温度管理が非常に難しいです。
パワーのないオーブンでは温度は不安定。理想の中心温度に仕上げるのは素人にはハードル高め。
その点ガゲナウは安定した火力。そしてミートセンサーにより中心温度を管理でき失敗しません。
また、スチームによる真空調理であれば表面と中心の焼きむらは無く、しっとりとした焼き上がりが実現します。
プロはもちろん、素人の方もプロ並みのローストビーフが作れますよ!
茶碗蒸し
☆写真はtaco作、静岡産釜揚げシラスの茶碗蒸し
先述した通り、家庭用オーブンはスチームのパワーが弱いです。
私は元寿司職人ですので家族によく寿司を作ります。その際合わせて用意したいのが茶碗蒸し。
しかし家庭用オーブンでは時間がかかるし、無駄に時間をかけるため水滴が入ってしまい微妙な出来に。
これが私にとってプチストレスで、「将来は必ず業務用のオーブンを自宅に設置してやる!」と思っていました。
本格的な業務用のスチコンを自宅に設置するのは大変ですが、ガゲナウならタンク式なので一般家庭でも簡単に茶碗蒸しが楽しめます。
おいしいですよね。丁寧に出汁を取って作るプルプルの茶碗蒸し。
魚の姿焼き
☆写真はtacoが娘のお食い初めの時に焼いた鯛
この写真の鯛で40㎝くらい。
本当はもっと大きい鯛を焼きたかったのですが家庭用オーブンではこのサイズが限界。しかも焼くのにめちゃくちゃ時間かかりました。
庫内容量50リットルのガゲナウなら60㎝の鯛でも余裕で焼けそうですね!
巨大マグロのカマ焼きなんかも最高でしょう!
家族が喜ぶこと間違いなし。
まとめ
いかがでしたか?ガゲナウの魅力、伝わりましたでしょうか。
はっきり言って123万円は大金ですし、私のような庶民が買うものではないのかもしれません。
しかし!想像してみてください。
ガゲナウで作った料理を食べて幸せそうに「おいしい」と言っている家族やお友達の顔を。
見栄を張るだけに買った123万円の高級時計なんかよりずっと価値があると思いませんか?
この記事を書いている時点ではまだガゲナウはないですが、今後ガゲナウを使った料理もどんどんアップしていこうと思っています。
ぜひお気に入りに登録して遊びに来てくださいね!
それではまた!